シグマがまた、コンパクトなレンズを発表しました。今回はAPS-Cサイズに対応したレンズとして、F2.8通しながらコンパクトな設計の「18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」を発売します。発売は10月29日から、価格は73,150円。Lマウント用とソニーEマウント用が用意されます。

DC DNシリーズは、同社のAPS-Cサイズセンサー向けのレンズで、デジタル専用設計です。これまでも単焦点レンズが発売されていますが、今回初めてズームレンズが投入されました。35mm判換算では27~75mmという標準域をカバー。F2.8通しという明るいレンズになっています。
それでいながら最大径はφ65.4mm、長さ75.4mm、重さ290gという小型軽量サイズ。従来の「17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」はφ83.5mm×91.8mm、565gだったので、圧倒的にコンパクトになりました。フルサイズ専用設計の「28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary」が72.2mm×101.5mm、470gだったので、さらにコンパクト。
| 18-50mm F2.8 DC DN | 28-70mm F2.8 DG DN | 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM | |
| レンズ構成 | 10群13枚 SLD×1、非球面レンズ×3 | 12群16枚 FLD×2、SLD×2、非球面レンズ×3枚 | 13群17枚 FLD×2、非球面レンズ×3 |
| 画角 | 76.5°(W)-31.7°(T) | 75.4°-34.3° | 79.7°-31.7° |
| 絞り羽根 | 7枚(円形絞り) | 9枚(円形絞り) | 7枚(円形絞り) |
| 最小絞り | F22 | F22 | F22 |
| 最短撮影距離 | 12.1(W)-30(T)cm | 19(W)-38(T)cm | 28cm |
| 最大撮影倍率 | 1:2.8(W)-1:5(T) | 1:3.3(W)-1:4.6(T) | 1:5 |
| フィルターサイズ | φ55mm | φ67mm | φ77mm |
| 最大径×長さ | φ65.4mm×74.5mm | φ72.2mm×101.5mm | φ83.5mm×91.8mm |
| 質量 | 290g | 470g | 565g |
このコンパクトさの背景には手ブレ補正機能を省略したことも貢献しているそうです。レンズが明るくて手ブレしにくく、効果は限定的、という判断だそうですが、これは悩ましいところ。28-70mm F2.8にも搭載されておらず、差別化にもなったかもしれません。何しろ、SIGMA fpには手ブレ補正が内蔵されていないので……。

また、17mmスタートから18mmスタートに変更することもコンパクトになった理由だとしています。28-70mm F2.8がコンパクトになった理由も同様でした。この1mmが大きい、と同社では話しています。
フルサイズミラーレスでも、例えばSIGMA fp Lなら6100万画素あり、クロップしても2600万画素が確保できます。そのため、クロップ前提で使っても十分な画素数が維持できます。そう聞くと、やはりSIGMA fp Lも欲しくなってしまいます。SLDガラス1枚と非球面レンズ3枚を使用し、ズーム全域で周辺まで高い性能を維持しているそうです。いつものゴーストバスターズがゴーストを抑制。近接撮影性能も高く、ワイド端での最短撮影距離は12.1cmとしています。


