一手間かかるdポイントとマックでクレカ?

NTTドコモが新しいポイントサービス「dポイント」を12月1日に開始します。色々とサービス内容の変更はありますが、その中でクレジットカードの「dカード」が発行されます。

【レポート】 ドコモの新たなポイントサービス「dポイント」 – ローソン、マクドナルド、JALと提携、GOLDカードでは最大11%の還元も

このdカード自体は、EMV対応でブランドとしてはVISA、MasterCardから選択できる、一般的なクレジットカードですが、非接触決済のiDにも対応し、dポイントカードも内包するので、dポイントがためやすい、というのが売り文句です。

詳細は前記の記事に詳しいですが、発表会のデモ展示で気になったことがあります。

dポイントではマクドナルドやローソンと提携して、dポイントカードを提示して買い物をするとポイントが付与され、さらにdカードで買い物をするとポイントが増額されます。

ところが、マクドナルドではクレジットカードが使えませんから、支払いは非接触決済のiDを使うことになります。

フローとしては、まずクルーに「dポイントをためる」と言ってdカードを手渡し、dポイント用のターミナルに通して、ポイント付与の手続きを行います。そして返されたdカードを使って、今度は「iDで支払い」と言って、手前にある非接触決済用ターミナルにdカードを置いて決済する、という流れになります。

この流れは、ローソンでも同じです。一度dポイント付与の手続きをして、改めてdカードで支払いをするわけです。

従来より一手間多くかかりますが、これはiD用のターミナルがdポイントの付与に対応していないからです。ドコモでは、現在このターミナルでdポイント付与ができるように開発を行っている、としており、今後対応すれば、非接触決済用ターミナルにdカードを置いて、ポイント付与と支払いが同時に行えるようになる見込みです。

それとともに、スマホのおサイフケータイでも、dポイントカードを別途提示しなくても、iD支払いと同時に付与されるようになるようです。あくまで今回の対応は、12月1日の開始に間に合わせるため、ということですかね。

さて、マクドナルドではこの一手間のために、新たにdポイント用ターミナルを導入するようです。ドコモの話では、dポイント付与の機能しかないとされています。しかし、発表会で展示されたターミナルを見る限り、台湾Castlesのターミナルのようです。同社は通常のクレジットカード対応ターミナルを展開しており、このdポイント用ターミナルもクレジットカード対応が可能なようです。

ドコモによれば、このターミナルはマクドナルドが設置しているもののため、クレジットカード対応するかどうかはマクドナルド次第らしいです。今後マクドナルドがクレジットカード対応を図るために、このターミナルをバージョンアップする、という可能性もあります。

まあ、これに関して特にマクドナルドに取材したわけではないので、実際はどうなるか分かりません。dポイント対応店が増え、同時にそれがEMV対応クレジットカードターミナルが増えるきっかけになる、というのなら面白いかもしれません。