SLIDE & SCREEN CAPTURE

画面キャプチャを、見逃さない。

SliCapは、スライドや配信画面の変化を見つけて自動保存するWindows用キャプチャツールです。 OCR、秘匿モザイク、動画処理まで、素材を外部に送らず一つのアプリで完結します。

  • インストール不要
  • Windows 10 / 11
  • ローカル処理
SliCap
PRESENTATIONCapture the
moment.
AUTO DETECTED
自動保存変化を検出しました
12
LOCAL ONLY画像は外部へ送信されません

WHAT SLICAP DOES

撮る、整える、隠す。すべてを、ひとつに。

01

必要な範囲だけ、すぐ保存

ウィンドウ全体、指定範囲、前面ウィンドウを用途に合わせてキャプチャ。スライド領域は自動検出できます。

02

変化を見つけて自動保存

指定ウィンドウを継続監視し、画面が設定値以上変わった瞬間だけ保存。スライド送りを取りこぼしません。

03

隠した情報を画像に残さない

既定の「秘匿」方式は元画素を破棄してから合成テクスチャを生成。見た目だけでなく情報そのものを隠します。

04

OCRも動画処理も端末内で

画像の文字認識、顔・QRコード検出、動画の追跡、Whisper文字起こしはローカル処理。素材を外部へ送りません。

機能名や操作名で絞り込めます

01 / GETTING STARTED

まずは3分。基本のキャプチャ

インストールは不要です。配布ZIPを展開し、slicap.exe を実行したら次の3ステップで使い始められます。

  1. 1

    対象ウィンドウを選ぶ

    「一覧更新」を押し、タイトルまたはexe名で絞り込んで対象をクリックします。選択は次回起動時にも復元されます。

  2. 2

    撮る範囲を決める

    「範囲を指定」を開いてドラッグ。A なら黒背景に囲まれたスライド領域を自動選択できます。

  3. 3

    コピー、保存、または自動保存

    C でコピー、S で保存。メイン画面で「自動保存 開始」を押せば、以後は変化時だけ保存します。

覚えるキーは、まず3つ

G 範囲指定 A 自動保存 Esc 前の画面/トレイへ格納

02 / CAPTURE

4つの撮り方を使い分ける

範囲を指定

選択ウィンドウを一度撮り、ドラッグで必要部分を調整。コピー・保存・OCR・モザイクへ進めます。

全体を保存

選択ウィンドウ全体を即保存。範囲確認が不要な記録向けです。

前面ウィンドウ

グローバルショートカットで、その時いちばん手前にあるウィンドウを素早く撮影します。

自動保存

同じウィンドウを監視し、設定した差分しきい値を超えた時だけ保存します。

範囲選択でできること

  • 外側をドラッグして新規選択。内側ドラッグで移動、角・辺でリサイズ
  • 自由、16:9、4:3、3:2、1:1。横向き/縦向きを切り替え可能
  • X で選択範囲だけを拡大し、切り抜き結果を確認
  • 「ポップアップも写す」を有効にすると右クリックメニューなども撮影
ポップアップ撮影時の注意

画面全体から対象位置を切り出すため、対象に重なった別ウィンドウも写ります。自動保存には適用されません。

03 / AUTO CAPTURE

スライドが変わった時だけ、自動で保存

一定間隔で対象を確認し、縮小画像の差分がしきい値を超えた時だけ保存します。同じ画面を何枚も残さず、ページ送りを記録できます。

対象を取得前回と比較変化を検出画像を保存
監視間隔
0.5〜60秒。既定は2秒。速くすると反応は早まりますが処理回数が増えます。
差分しきい値
0.1〜100%。既定は2%。小さくすると細かな変化も拾い、大きくすると誤保存を抑えます。
スライド領域に追従
自動保存中も毎回スライド範囲を検出。表示位置やサイズが動く配信に向きます。
長時間の監視にも配慮

タスクトレイ常駐、GPU不調時の再試行、無応答監視、予期しない終了からの自動復帰を備えています。

04 / PRIVACY MOSAIC

見えにくくするのではなく、情報を残さない。

一般的なモザイクやぼかしは元画素の平均を残します。SliCapの既定「秘匿」方式は、対象領域を周囲由来の色で塗り潰して元画素を破棄し、その上に合成テクスチャを描きます。

1囲む顔なら頭部全体まで広めに
2元画素を破棄隠す領域の情報量をゼロに
3見た目を合成周囲になじむ質感を生成
4種類の隠し方
表示元画素用途
モザイク(秘匿)破棄既定。情報を隠す用途
ぼかし(秘匿)破棄境界をなじませたい秘匿
モザイク(演出のみ)残る復元されてもよい演出
ぼかし(演出のみ)残る復元されてもよい演出

静止画を隠す

  1. Z でモザイク編集へ
  2. クリックで頂点、またはドラッグで囲む
  3. 始点クリック/Enter で確定
  4. D で顔・QR/バーコードを自動追加
  5. 枠を調整し、コピーまたは保存
自動検出は最終判断ではありません

横顔、後ろ姿、影やマスクで隠れた顔、小さなコード、縦書き文字は見落とす場合があります。公開前に必ず画像全体を目視確認してください。

05 / VIDEO

動画の顔とコードを追跡して隠す

動画全体を解析して対象を追跡し、検出が抜けたフレームも前後から補間します。解析後の確認画面で誤検出を消し、見落としには手動枠を追加できます。

  1. 01
    動画を選択

    V からファイルを開き、先頭フレームの検出結果を確認。

  2. 02
    全フレームを解析

    顔・QR/バーコード、方式、粒度、マージン、顔しきい値を決めて開始。

  3. 03
    結果を修正

    シークして枠を確認。クリック→削除、ドラッグで手動枠。別フレームで同じ枠を動かすと間を補間。

  4. 04
    書き出し

    P で原画と仕上がりを切り替え、確認後に <名前>_mosaic.mp4 を出力。

必要:ffmpeg

winget install Gyan.FFmpeg、または ffmpeg.exe をSliCapと同じフォルダへ。顔検出には同梱の onnxruntime.dll を使います。

06 / OCR & TRANSCRIPTION

画像の文字と、動画の音声をテキストへ

IMAGE → TEXT

OCR

範囲選択画面で O。日本語・英語・中国語を認識し、行順に整えてクリップボードへコピーします。

  • PP-OCRv5モデルをexeに内蔵
  • 追加ダウンロード・外部通信なし
  • DLLがない場合はWindows標準OCRへ切替
VIDEO → TEXT

文字起こし

メイン画面で C。動画音声をWhisperで日本語テキスト化し、同じ場所へ <動画名>.txt を保存します。

  • 検索・要約向けの全文テキスト
  • 処理中はEscで中断
  • ffmpegとGGMLモデルが必要
OCR結果は目視で確認

小さな文字、小書き文字、似た字形は誤認識することがあります。元画面を拡大してから撮ると精度が上がります。

08 / SETTINGS & KEYS

保存と操作を、自分の流れに合わせる

保存先
既定はexeと同じ場所の captures。任意のフォルダへ変更できます。
画像形式
PNG、BMP、JPEG、WebP(ロスレス)。スライドはPNGまたはWebPが扱いやすい設定です。
自動起動
Windows起動時にトレイ常駐で開始できます。
設定ファイル
%APPDATA%\SliCap\slicap.json に保存。exeを更新しても引き継がれます。

画面内ショートカット

主要なキー操作
画面キー動作
メイン画面Rウィンドウ一覧を更新
メイン画面G範囲を指定
メイン画面W選択ウィンドウ全体を保存
メイン画面T画像一覧を開く
メイン画面A自動保存を開始/停止
メイン画面V動画モザイクを開く
メイン画面C動画の文字起こし
範囲選択Aスライド領域を自動選択/解除
範囲選択X切り抜き表示/戻す
範囲選択C / S選択範囲をコピー/保存
範囲選択O選択範囲をOCR
範囲選択Zモザイク編集へ
モザイクD顔・QR/バーコードを自動検出
モザイクZ / Del元に戻す/選択を削除
動画確認P仕上がり/原画を切り替え
動画確認← / →前後のフレームへ移動
画像一覧Ctrl+Aすべて選択
画像一覧C / Delコピー/ごみ箱へ移動
共通Esc前の画面へ/トレイへ格納

グローバルショートカット(既定)

Ctrl + Alt + C指定範囲を保存
Ctrl + Alt + A自動保存 開始/停止
Ctrl + Alt + F前面ウィンドウを保存
Ctrl + Alt + Mメイン画面を表示

09 / TROUBLESHOOTING

困ったとき

自動保存で画像が増えません

対象ウィンドウが選ばれているか、上部に「監視中」と表示されているかを確認してください。変化が小さい場合は差分しきい値を下げます。ページ送りを素早く行う場合は監視間隔も短くします。

顔が自動検出されません

onnxruntime.dll がslicap.exeと同じフォルダにあるか確認します。横顔・後ろ姿・小さな顔・遮蔽された顔は検出できない場合があるため、手動で広めに囲んでください。

動画モザイク/文字起こしを開始できません

ffmpeg -version が実行できるか確認してください。文字起こしにはさらに ggml-*.bin をslicap.exeと同じフォルダへ置く必要があります。

Windowsから警告が表示されます

現在の配布exeはコード署名されていないため、SmartScreen等が警告する場合があります。入手元とファイルを確認したうえで判断してください。

画像や動画は外部へ送信されますか?

現在の版は起動時を含め外部通信を行いません。OCR、検出、モザイク、文字起こしは端末内で処理されます。

設定やログはどこにありますか?

設定は %APPDATA%\SliCap\slicap.json、運用ログは同じフォルダの slicap.log、クラッシュ記録は panic.log です。