欧州で先行するデジタルバンク、みんなの銀行の勝算は

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福岡銀行など、九州を地盤とする銀行で構成されるふくおかフィナンシャルグループ傘下のみんなの銀行が、1月4日に全銀システムに接続し、サービス開始に向けて準備を進めています。1月14日には発表会を行い、みんなの銀行の事業説明が行われました。

発表会の様子はツイートにまとめてあります。

記事はITmedia Mobileに掲載されています。

実は記事では取り上げていませんが、横田浩二頭取に「アクセンチュアはめちゃ高い」と言われた、当のアクセンチュアの担当者も参加したトークセッションがあり、そちらも興味深い内容でした。タイトルは「海外事例に見るデジタルバンクの潮流」。

特に欧州のデジタルバンクの紹介で、「デジタルバンクは欧州で先行している」(アクセンチュア)。その欧州では、大きく分けて3つの波があってデジタルバンクが進展してきたそうです。

第1の波が「異業種の参入」。続いて「独立系ネオバンクの参入」。そして最後の3つ目が「大手銀行のデジタルバンク」です。大手銀行のデジタルバンクは3~3.5倍にまで増えており、利用者数も勢いよく伸びていると言います。

ちなみに、独立系ネオバンクの二大巨頭がTransferWiseとRevolutだそうです。この2社は日本でも事業を進めていますね。

ただし、「明暗が分かれた」とも言います。「FinTechバンクとも言われる技術先行の銀行群(ネオバンク)」と「大手資本系列」では、ネオバンクの多くは赤字。大手資本系列による顧客基盤の有無のみでなく、技術だけでは勝てない世界だというのです。さらにコロナ禍以降、大資本系列のデジタルバンクがさらに顧客を伸ばしているそうです。

「大手銀行傘下のデジタルバンクは金利収入をうまく使っている。テクノロジーだけでなく金融スキルが追いつけない」とアクセンチュアは指摘しています。

みんなの銀行は福岡銀行出身で「根っからのバンカー」の横田頭取が舵取りをする金融スキルに加え、100人の従業員のうち5割以上がエンジニアやデザイナー、データサイエンティストなどで構成されてテクノロジーやUXを重視した「日本初のデジタルバンク」を目指す計画です。

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