wena 3を楽しむ日々(2)

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前回の記事のように、日々wena 3を使っていますが、wena 3のメリットの1つが決済機能を搭載している点です。

対応するのはSuica、楽天Edy、iD、QUICPayです。Suica以外は、iOSのおサイフリンクアプリを使って設定する必要があり、これだけはどうにかして欲しかったところ。悪いのはwena 3というよりもおサイフリンクの開発元であるフェリカネットワークスでしょう。

また、iDとQUICPayは、いわゆる従来のおサイフケータイです。今はGoogle PayやApple Payで簡単に登録できるようになりましたが、古いおサイフケータイの仕組みなので、わざわざカード側でおサイフケータイの申し込みをしなければなりません。対応カードも限られています。特に、QUICPay+に対応しておらず、使いにくい状態です。

Suica、楽天Edy、iD/QUICPayに対応

Google Pay/Apple Payと連携することができれば最もいいのですが、それもできません。たまたまiDを登録していたカードがあったのでそれは登録しましたが、QUICPayは未登録です。

Suicaは、wena 3アプリから発行が可能なので、iOS、Androidの双方で設定できます。ただし、現時点でチャージはGoogle Payのみ。Mizuho Suicaや楽天Suicaと同じ仕組みです。個人的にはAndroidを使っているので、Suicaは使いやすいことになっています。

Suicaといえば、JRE POINTに登録することで利用金額に応じてポイントが貯まります。スマホのSuicaは1台分しか登録できませんが、wena 3のSuicaは「ウェアラブルデバイスのSuica」として、モバイルSuicaとは別に登録できます。

この結果、スマートフォンのモバイルSuicaとwena 3が併用しやすくなっています。ちなみに、モバイルSuicaだと鉄道利用でJRE POINTが50円で1ポイント、カードタイプSuicaだと200円で1ポイント貯まります。電車に乗る際はモバイルSuicaの方が有利なのですが、ウェアラブルデバイスのSuicaがどういう位置づけなのかは、いまいちよく分かりません。

まあ、モバイルSuicaの方がオートチャージ機能などもあるため、メインとしては使いやすく、しかもタッチしやすいため、電車はスマホを使えばよさそうです。それに対して、スマホを取り出す必要のないwena 3の利便性も捨てがたいため、日常の買い物はwena 3を使えば良さそうです。

実際に使ってみると、手首の内側にタッチエリアがあるため、タッチはおおむね苦しいです。基本的にはスマホやプラスチックカードでタッチすることを想定しているので当然といえば当然ですが。ただ、スマホを出すことなくタッチできるのは便利です。

ちなみに、タッチは自動改札だけはヘッド部でも通れますが、他の自販機やPOSレジはきちんとバンド側をタッチしないと反応しません。

まだEdyは試していません。チャージするには楽天Edyアプリにwena 3をプラスチックカードとして登録。スマホをwena 3にタッチしてチャージする方法が使えます。普段、ルノアールEdyカードで使っている仕組みなので慣れています。面倒ではありますが、Edy派であれば使って損はないでしょう。

iDとQUICPayに好きなカードを登録できないのはネックですが、それでもSuica、Edy、iDのカード1枚が登録できており、たいていのFeliCa対応の店はカバーできます。なんだかんだいって、一番楽なのはFeliCaのタッチです。SuicaとEdy、iDが使えるのはありがたいところです。

ただ、やはりNFCに対応して欲しかったところです。最近は、「Visaのタッチ決済」としてVisaがNFC Payにかなり力を入れていますが、欧米など、結構多くの国でNFC Payが普及しています。wena 3がNFC対応すれば、海外でスマホも財布も取り出す必要がなく、安全性と利便性が向上します。wenaシリーズでは前モデルの英国版でNFCに対応(FeliCa非対応)しており、両対応してくれることを期待していたのですが……。

ハードウェアとしてはNFCにも対応している可能性はありますが、アップデートで対応できたりはしないでしょうか。淡い期待を抱いておきたいと思います。もっとも、当面海外に行く機会はないのですが……

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