「スマートフォン導入の遅れが戦略ミスなのは間違いない」。KDDIの小野寺正社長はこう漏らし、「スマートフォンがライフスタイルの中心になってくる」とソフトバンクの孫正義社長は胸を張る。NTTドコモの山田隆持社長は「スマートフォンはパケット(利用料)を上げる大本命」と強調する。10月下旬、携帯3社の2010年度中間決算が出そろい、絶好調のソフトバンクと伸び悩むKDDIという明暗を分けたのは、スマートフォンに対する取り組みの差だった。今後、各社ともスマートフォンへの注力を強め、新たな競争に突入しようとしている。
携帯3社が決算、スマートフォン競争激化
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